寄稿:戦略MGインストラクター協会 専務理事 白城真也
松下幸之助翁の語録に
『紙一枚でも無駄にすることはそれだけ商品の値段を高くする。』があります。
何故そうなるか?の原理原則は頭でわかっても体に染み付くのはなかなか難しいです。
身銭を切って痛い目をしてやっとわかるレベルかもしれません。
そこで戦略MGの出番になる訳ですが
「戦略MGは会計の勉強」だと思われるとちょっと心外です。
経営にとって会計の基本を知るのは当たり前の事です。
戦略MGでは当然会計の基本知識が理解てきますが、
それを知った先にまず5つの事が見えてきます。
・MG盤→外部環境が見えます(他者の会社盤も)
・会社盤→ヒト・モノのフローとスットクが見えます
・現金出納帳→意思決定とカネのフローが見えます
・決算書・分析表→現在のフローとストックが見えます
・経営計画表→未来の行動が見えます
これが「気づき」という今までの「啓発型」セミナーでした。
さらに経営シミュレーションを積み重ねればもっと奥深く見えるものがありますが、
ここからが「業績連動型」へと続いていきます。
限られた時間の中で全てを細かく見ていくのは大変ですが、
回ごとに見るポイントを決めて戦略MG経営シミュレーションするのが良いのではないでしょうか。
こういった事を意識してもらうよう研修の中ではお話しています。
ありがとうございました。